神さまの贈りもの
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美香ちゃんに 贈る 世界でたった一冊の絵本
お誕生日おめでとう! これからもずっと 親友でいようね!
2005年12月1日 アヤより
斉藤 美香さんのすむ星が いつまでも美しくありますように
地球は ごちそう
村 ひさき 作・絵
クリエイト・ア・ブック
40億年前、 地球に 最初の命が 出現して、
500万年前、 地球に ヒトが 生まれました。
それから 25年。 美香ちゃんは 地球からごちそうを いただいて、 地球にはぐくまれて ここ 伊勢崎市にくらしています。
地球と太陽の間 はるか1億5千万キロメートルを おりてくる 無数の金色の線、輝く粒。
美香ちゃんに 降り注ぎ、 美香ちゃんを 包み込み、
体の中から 元気 こぼれる。
地球の表面70パーセントを覆う 青い水。
やさしいさざ波 大きなうねり。 いだかれるような音と 染まる リズム。海流は拡がり 潜り 廻り。
美香ちゃん すうっと 飲みほして 心 さらさらに なっていく。
まだ 地球のごちそう、 それは 大地。
深み30キロメートルの 岩石の塊。
土の豊かさ 暖かさ 軟らかさを 添えて どこまでも 強く 支えてくれる。
美香ちゃん じっくり 味わって 静かに 力 満ちてくる。
絹糸のような 羊のような 巨大な 渦巻きのような 幾種もの雲が 高さ20キロメートルまでの 空を飾り 刻々と流れ。 やがて 雲の粒は雨の玉に。 つらなって 地上に届く。
美香ちゃん 楽しさ 連れて 透明に うるおっていく。
まだまだ ごちそう、 それは き 木 樹。
緑 黄緑 深緑 赤 黄 茶色 黄金色。 丸 三角 とげとげ ぎざぎざ。
大陸の3分の1を占めて 薫放ち 美しい息を生む。
美香ちゃん ぱりぱり 頬ばると 澄んだ気配に 満たされる。
さらに ごちそう、 それは 石と 木の実と はな 花 華。
久しい時の中で つくられた 無数の形 いろいろな模様 不思議な重なり 鮮やかな色。
美香ちゃん 手にとって 見る楽しさ 触れる喜び 教えてもらう。
すばらしい 地球のごちそう。
美香ちゃんも 由香や しんちゃんや アヤも 毎日毎日 おいしくて。
大人が 感動して 子どもも うれしくて。
重さ59,700,000,000,000億トンの 地球だから いつまでも 無限のような 気がした。
でも 人は もう 気づいている。
地球が 痛がっていることを。 泣いていることを。 限りあるごちそうだということを。
だから 美香ちゃんも 由香や しんちゃんや アヤも 地球を大切にする方法を 求めて。
知る姿勢。 感謝の気持ち。 無駄にしない行動。 護る態度。 育む行為。
ひとりひとりが できることから ひとつずつ。 思いは集まり きっと 地球に注がれる。
地球が生んでくれた 美香ちゃんの命、 地球が生んでくれた 美香ちゃんの命、人の命は、 人の命は、地球がある限り、 その次へ はるか未来へ 伝わっていくべきもの。
人が生まれ出る 何億年も前から 植物も 魚も 虫も 鳥も 動物も あらゆる命が ずっと つながってきたことを 見習って。
宇宙に浮かぶ青い地球は 命をのせた唯一の惑星。 命に満たされてこそ 笑うように輝く星だから。
さあ つづきのごちそう、 地球のデザートを どうぞ。
地球のデザート それは 虹と雪と雷。
透明七色電飾に うっとり。 冷たさ熱さに すっきり。 轟音静音に びっくり。
美香ちゃん すべての感覚 きわだって 喜び 五体を 駆けめぐる。
夜空に流れる 星ぼしのメロディー。 明るく浮かぶ 月の指揮者。
美香ちゃん 瞬きのオーケストラに 耳すます。
流れが続く 心地よさ。 音の走る 気持ちよさ。 水面の響き きらきらと。
美香ちゃん ゆった 飲みながら やさしい 時間 とり戻す。
最後のごちそう、 それは 大きなごちそう 空気。
目には 見えないけれど 必ずそこに在って 満たしてくれる。
気づくことも 忘れてしまうのに ぐるり地上100キロメートルを くるんで守ってくれる。
広く 大きく 深く ずっと ずっといつも。
美香ちゃん 広く 大きく 深く 吸い込んで おいしい おいしいと 幸せに なる。
たくさんの 地球のごちそう。
46億年の時を経て この先も 命を紡いでくれる ごちそう。
人は 美香ちゃんも 由香も しんちゃんも アヤも 感謝を込めて いただきます。
地球よ、 ありがとうございます。
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