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ようこそ! あかちゃん 子供用 日本語 Version.
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ゆきちゃんの ために
せかいで たった いっさつの えほん
げんきにすくすくそだってね!
いっぱいたべておおきくなあれ!
2005年4月1日
パパとママ より |
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ようこそ! ゆきちゃん
ようこそ! あかちゃん
なかえよしを・作 上野紀子・絵
クリエイト・ア・ブック
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こうのとりが
ゆきちゃんを
おとうさんの 武士さん
おかあさんの 沙織さんに
とどけるために
いせさきしに むかって
とんで いました。
「ゆきちゃんが うまれる
2005ねん4がつ1にち
3じ15ぷんまでには まだ だいぶ
じかんも あるなあ。ちょっと
ひとやすみして いくかな。」
こうのとりは ずっと とびつづけて
いたので つかれて いたのです。 |
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こうのとりは きれいな
おはなばたけに まいおりました。
「きもちのいい おはなばたけだ。」
こうのとりが そういって
やすんでいる あいだに
ゆきちゃんは はいはいして
おはなばたけの さんぽに
でかけました。 |
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ゆきちゃんが おはなばたけに
はいって いくと そこに きれいな
ようせいの おうじょさまが
あらわれました。
「ここからは ようせいの くにですよ。
ようせいで ないと
はいれませんよ。」
ゆきちゃんは
なんの ことだか わかりません。
すると ようせいの おうじょさまは
「ゆきちゃんを
ようせいに して あげましょう。」
と いって つえを ふりました。 |
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すると ゆきちゃんの せなかに
かわいらしい はねが はえました。
はねが はえると
そこに ちいさな はなの ようせいが
あらわれました。
「わたしが ようせいの くにを
あんないします。」
ゆきちゃんは
はなの ようせいの あとに ついて
おはなばたけの うえを
とんで いきました。 |
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「ようせいの くにの おともだちに
しょうかいして あげましょう。」
はなの ようせいは ゆきちゃんを
みんなの ところに
つれて いきました。
「みなさーん あたらしい
ようせいの ゆきちゃんですよー。」
おはなに たくさん ちいさな
ようせいたちが あつまって
きました。あたらしい おともだちが
できて みんな うれしそうです。
「ゆきちゃんの かんげいかいを
しましょう。」
みんなが いいました。 |
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ちいさな ようせいたちは
ゆきちゃんの ために ジュースを
つくろうと たくさん くだものを もって
やって きました。ゆきちゃんの
ための ごちそうです。
「どうして みんな はじめて
あったのに こんなに しんせつに
して くれるの?」
「だって ゆきちゃんの よろこぶ
かおが みたいんだもの。」
ちいさな ようせいたちが
こたえました。ゆきちゃんは
うれしくて ジュースを いっぱい
のんで しまいました。
「それでは こんどは みんなで
かくれんぼを しましょう。 わたしが
おにに なるから みんな かくれて
いいですよ。」
と はなの ようせいが いいました。 |
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それを きくと みんなは あっと
いうまに
おはなの かげに かくれました。
ゆきちゃんも いそいで
おはなの かげに かくれました。
でも みんな すぐに
はなの ようせいに みつかって
しまいました。
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「こんどは おにごっこを しましょう。」
はなの ようせいが いうと
「こんどは ゆきちゃんが おにに
なる。」
と ゆきちゃんが いいました。
「えっ ゆきちゃんが?」
みんなは おどろきました。
「どうして おになんかに なるの?」
と みんなは ゆきちゃんに
たずねました。
「だって みんなの よろこぶ かおが
みたいんだもの。」
と ゆきちゃんは こたえました。 |
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みんなは ゆきちゃんが
こころの やさしい こだと
おもいました。それで ようせいの
おうじょさまが ゆきちゃんを
ようせいに したんだと
おもいました。
ちいさな ようせいたち みんなは
そら たかく のぼりました。
とりさんが やって きて
びっくりぎょうてんしていました。
ゆきちゃんは たのしくて たのしくて
いつまでも とびまわって いました。 |
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あまり とびまわって いたので
みんな つかれて しまいました。
ちいさな ようせいたちは
おはなの うえに まいおりて
おはなの つぼみの なかで
おひるねを しました。
ゆきちゃんの まわりに みんな
よりそって しあわせそうに
ねて しまいました。 |
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しばらく ねて いると
どこからか かすかな こえが
きこえて きました。
「ゆきちゃん。」
「あっ こうのとりの こえだ。」
みんなも
「きこえる きこえる。」
と いいました。
ゆきちゃんが みあたらないので
こうのとりが しんぱいして
さがして いるのです。
「もう いかなくては。」
ゆきちゃんは いいました。 |
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「また あそびに きても いい?」
ゆきちゃんが たずねました。
「でも にんげんに なったら
ようせいで なくなっちゃうから
わたしたちの ことなんて きっと
わすれちゃうよ。」
ちいさな ようせいたちが
いいました。
「ぜったいに わすれない!」
ゆきちゃんは おおきな こえで
いいました。
「さようなら また くるね。」
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ゆきちゃんは
こうのとりの こえの する ほうへ
ようせいの くにの
おはなばたけから でて いきました。
すると ゆきちゃんの
せなかの はねが きえました。
「さようなら また あそびに きてね。」
ちいさな ようせいたちは
ゆきちゃんに てを ふりました。 |
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ゆきちゃんが いって しまうと
ちいさな ようせいたちは
「ゆきちゃんは わたしたちの
ことなんか すぐに わすれちゃうよ。
もう ようせいじゃあ ないんだから。」
「そうだよね。はねが
ないんだものね。」
と かなしそうに いいました。
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すると そこに また ようせいの
おうじょさまが あらわれました。
そして いいました。
「だいじょうぶ。ゆきちゃんは
こころが ようせいに
なりましたからね。はねなんか
なくても いつまでも みんなの
ことを わすれませんよ。」
ちいさな ようせいたちは
あんしんしました。
「そうだよ。ゆきちゃんは
ようせいの こころを もった
ステキな にんげんに なるよ。」
「そうすれば きっと また あそびに
きて くれるよ。」 |
ゆきちゃんは
佐藤病院の
佐藤せんせいの おかげで
しんちょう49.0センチ
たいじゅう2980グラムで
たんじょうしたのでした。
おとうさんと おかあさんは
ゆきちゃんが うまれて だいかんげきでした。
おじいちゃん おばあちゃん おにいちゃんが
ゆきちゃんの たんじょうを
おいわいして くれました。
それを みとどけると こうのとりは
まんぞくそうな かおをして かえって いきました。
ようこそ!あかちゃん
なかえよしを・作 上野紀子・絵
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